解体工事費用の相場とは

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家を解体するためには高額な費用がかかります。気になるのが解体費用の相場です。では、解体費用はどのように決まるのでしょうか。また、相場はいくらくらいなのでしょうか。

解体費用を決める要因

そもそも、どうやって解体費用が決められているのでしょうか。住宅の解体費用を決める要因は4つあります。

構造

家の模型

建物の構造には、木造、鉄骨造り、鉄筋コンクリート造りなどがあります。それに加え、平屋建て、2階建て、地下室ありなどの住宅の階数の違いもあります。

建物の階数が高いほど解体費用が高くなりそうですが、そうとも限りません。なぜなら、屋根や基礎の部分に解体費用がかかっているからです。同じ坪数であれば、平屋建てよりも2階建ての方が解体費用が安くなることがあります。

たとえば30坪の場合、平屋建てだと平面で基礎の部分に30坪を使用することになりますが、2階建てだと基礎や屋根の部分が15坪になるので、その分解体の手間を省くことができます。また地下室がある場合、特別な重機を使用する必要があるので、解体作業が高くなります。

土地

どんな土地に住宅が建っているのかも解体費用に影響を与えます。

解体費用が高くなる傾向がある土地は、接する道路が狭くて重機が入りにくい、重機が入れないほど土地が狭い、建物が隣地と接しているなどです。

これらによって費用が高くなるのは主に人件費がかかるからです。重機が入ることができなければ手作業が多くなります。土地が狭ければ足場を組むことができず、作業が多くなります。接する道路が狭ければ、交通整備のための人件費がかかります。

付随工事費用

お金と電卓

解体時に特別な作業が必要になると付随工事費用が上乗せされます。

たとえばアスベストを使用している建物です。アスベストは人体に悪影響を及ぼすため、解体時には特別な処理が必要です。古い家にアスベストが使用されている傾向があります。

浄化槽の撤去、玄関周りや庭の外構撤去などにも特別な処理が必要で、こういったものの撤去にも費用が上乗せされます。

4・解体業者

男性

解体業者によって費用が異なります。また、時期によっても費用が変わります。

引っ越しの場合だと、繁忙期である3月や4月に引っ越し料金が高くなります。これと同じように解体業者でも繁忙期には費用が高くなる傾向があります。解体業者が忙しくなる時期は12月や3月で、この時期を避けることで解体費用をある程度抑えられます。

解体工事費用の相場

電卓

解体工事費用は建物の構造や土地の状態などによって変わってきますが、相場を紹介します。

20坪の場合だと、木造で80万円から100万円、軽量鉄骨造だと120万円から130万円、重量鉄骨造だと130万円から140万円、鉄筋コンクリートだと120万円から160万円です。よりしっかりした構造の建物であるほど解体工事費用が高くなり、木造、軽量鉄骨造、重量鉄骨造、鉄筋コンクリートの順で高くなります。

次に坪数で比較してみましょう。木造建築の場合だと、20坪で80万円から100万円、30坪で120万円から150万円、40坪で160万円から200万円です。坪数が広くなるほど解体工事費用が高くなります。
住宅構造の中でも費用が高くなりがちな鉄筋コンクリートで、40坪の住宅だと240万円から320万円ほどかかります。

また、アスベスト撤去、外構撤去、浄化槽撤去などには付帯工事費用がかかります。目安はアスベスト撤去費用が2万円/平方メートルから8.5万円/平方メートル、外構撤去が樹木1本につき1万円から5万円、ブロック塀が2千円から3千円/平方メートル、浄化槽撤去が5万円から10万円、作業・工程追加のための人件費が1万円から2万円/1日です。

しかし、これはあくまでも目安です。土地の状態、時期、解体業者によって費用が変わります。詳しい費用については見積もりを出してもらいましょう。

解体費用を抑えるためには

電卓

解体工事費用の相場を聞いて驚いた人もいることでしょう。少しでも解体工事費用を抑えるためにできることがあります。

まずは解体業者選びです。解体業者によって費用が異なるので、複数の業者に見積もりを出してもらって比較をします。ある業者では想定していた予算をオーバーしてしまっても、他の業者だと予算内に納まることがあります。

なお、業者に見積もりを出してもらうときには、その業者が信頼できるのか確認することが大切です。ホームページの情報などをよく読んでおきましょう。

交渉することも大切です。予算オーバーをしていることを担当者に伝えて、予算交渉をしてみましょう。人件費など削れないところもありますが、工事の時期を調整するなどして費用を抑えてくれるよう工夫をしてくれることが期待できます。

また、住宅内に不要物が残っている場合は自分で処分をしておくと解体費用を抑えられる可能性があります。しかし、予算を抑えることばかりに注意が行ってしまわないようにして、優良な業者を選ぶように気をつけましょう。

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